店舗を開設するとき、どうしても気になるのが”内装”。 内装会社と綿密に打ち合わせしてと、気合いが入るのも理解できます。 ただ、内装にばかり気を取られていると、他のより重要な部分がおろそかに。 例えば、店舗をより快適にするのに欠かせない”電気工事”などです。 電気工事をするからこそコンセントが、照明が、空調が使えます。
当然、電気工事がされていないと、店舗としての機能が失われることに。 しかし、いざ電気工事をするとして、どれだけの費用がかかるのか分からないもの。 そこで、今回は店舗の電気工事にかかる費用相場をご紹介しましょう。 電気工事のポイントもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
店舗の電気工事と言われても、電気工事がなにかよく分かっていない方も多いはず。 そこで、電気工事とは何か、また電気工事にかかる費用相場がどれくらいかをご説明しましょう。
店舗を開設する上で、”内装”や”レイアウト”というのはまず検討するものです。 そして、内装やレイアウトの施工に必ず関わってくるのが”電気工事”。 というのも、コンセントや照明器具、空調などは内装やレイアウトに関わるため。 これら機器に電力を供給するためには、電気工事により屋内配線する必要が。
また、店舗を運営していく過程で、定期的にレイアウト変更することもあるでしょう。 そんな時にも、コンセントの増設や照明器具の移動など、電気工事は関わってきます。 店舗作りにおいて内装と電気工事というのはセットと考えて間違いない訳です。
店舗の電気工事でよくあるのがコンセントや照明器具の取り付けというもの。 以下に、店舗の電気工事によくある内容と費用相場をまとめてみました。
コンセントや照明器具などの数にもよりますが、一般的な広さの店舗で20,30万円ほど。 規模の大きな店舗になると電気工事だけで、100万円の費用がかかることも。 ただし、上記はあくまで電気工事にかかる費用相場をまとめたものです。
店舗の開設には電気工事以外にも、床や壁、家具など様々なものが必要に。 トータルで考えると少なくとも200万〜300万円は想定しておくべきと言えます。 また、費用相場はあくまで”相場”なので、業者によって設定には差があります。 いかに良心的な設定、サービスの充実した業者と契約するかが費用を抑える上で重要です。
店舗における電気工事の費用は全体で20,30万円ほどとのことでした。 では、少しでも電気工事をより良いものに、お得にするポイントをご紹介しましょう。
ほとんどの店舗では壁にコンクリート、または木材とコンクリートの組み合わせが使われています。 依頼主はもちろん、業者側も人間ですからついうっかりでミスすることも。 一般家庭のように木材のみであれば、施行中や施行後に手直しできます。 対して、コンクリートで固められた後だと、大掛かりな工事をしないと手直しできません。
電気や電話、インターネットなどに使われる屋内配線がコンクリート内に埋没しているためです。 もし、店舗の壁や天井、床などをコンクリートにするのならより綿密に計画を立てましょう。 電気工事の施工中はできるだけ立ち会うようにし、現場に緊張感を持たせることも大切です。
店舗作りをする上で、照明はA社、空調はB社など業者を分けることはよくあります。 ただ、費用を抑えるという点では、できるだけ業者をひとまとめにするのが良いです。 まとめて依頼することで部材を節約でき、業者によっては割引してくれるところも。
また、同じ業者であれば全体を把握しやすく、施工中のミスの軽減にもつながります。 ちなみに、店舗と業者(営業所)との距離はできるだけ近いのがおすすめです。 距離が近ければ打ち合わせもしやすく、トラブルが発生してもすぐ対処してもらえます。
雰囲気のある空間作りのために、アンティーク調の照明を採用している店舗はあるもの。 しかし、白熱電球や蛍光灯などは消費電力が大きく、電気代を圧迫することに。 ほとんど意識されない部分ですが、照明設備というのは電気代節約のカギなのです。
どうしてもという理由がなければ、店舗の照明設備は”LED照明”に統一しましょう。 白熱電球の消費電力は50Wほど、対してLED照明は8Wほどと1/5以下にまで。 営業中は常に使用するものだからこそ、ちょっとした所から節約できるという訳です。
今回は、店舗の電気工事にかかる費用相場をまとめてみました。
一般的な広さの店舗だと、全体的な電気工事で20,30万円ほど。 そこに内装やインテリアなどを含めて、トータルで200万円〜300万円はします。
しかし、電気工事の業者を一まとめに、照明設備をLEDにしたりなど。 ちょっとしたことを積み重ねれば、費用の節約は十分にできるでしょう。 ぜひ紹介した内容を参考に、信頼できる業者と納得の店舗作りを進めてください。